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Singin' in the Rain 「トランスアメリカ」 (2005・米)

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「トランスアメリカ」 (2005・米)

これは久々のHITです!(最近ハズレが多くて・・・) すばらしいっ!
フェリシティが賞を獲った時から観たかったんですよね?
笑えて泣けて・・・期待以上でした!!     ↓ネタバレですからっ!

トランスアメリカトランスアメリカ
(2007/01/27)
フェリシティ・ハフマンケヴィン・ゼガーズ

商品詳細を見る

ブリー・オズボーンフェリシティ・ハフマン)は皿洗いとテレマーケティングをしながら
ひっそりと最後の望み、性別適合手術の日を待っていた。

フェリシティ

ところが・・・一本の電話が彼(彼女)の運命を変える。
それはブリーが“スタンリー・シュパックだった頃に作った息子”からの電話だった。

息子という人物は窃盗でNYの留置場に入れられていた。
大学時代のたった一度の女性との関係・・・。その時できた子どもから今頃になって・・・
ブリーは今は自分が無事に手術を完了することで頭がいっぱい。
ややこしいことは避けたい。・・・しかし結局見過ごすこともできずNYへ向かう。

保釈金を払って息子だというトビーケヴィン・ゼガーズ)とご対面・・・。
それは17歳の美しい青年だった。自分が父親だとはさすがになかなか言い出せない。
トビーは母親は死に、男娼をして食べているという。3人部屋のアパートも劣悪な状況。
少しの金の援助で済まそうと思っていたブリーだったが、そうもいかなくなった。
彼の部屋に、母親と父親が一緒にいる写真が大事そうに貼ってあったのだ。
自分は教会から助けに来た・・・ということにし、二人で車でLAへ向かうことに。

トランス

道中、若者らしい乱暴な言葉遣いや振る舞いを、母親のような目線で注意するブリー。
途中よかれとトビーが生まれた町カリクーンに寄る。
今も義理の父親が住んでいると聞いたからだ。
あわよくば、そのまま預かってもらえるかも・・・という期待もあった。
しかしトビーが会うのを嫌がっていた理由がわかった。
義理の父はトビーが幼い頃から家のガレージで性的虐待を繰り返していたのだ。
そして母親は病死ではなくて自殺だったこともわかる。発見者はトビーだった・・・。

つらい思いを再びさせてしまったことで、トビーに申し訳なく思うブリー。
トビーの言うがまま、虫やヘビに囲まれ苦手な野宿をしつつも、いろんなことや
将来の夢まで語り合う。トビーは言った。「いい格好をしてオヤジに会うのが夢なんだ。」

共に時を過ごすうち、二人の仲はどんどん深まっていった。
ブリーの友だちがジェンダーの集まりを開いていた時も、決まり悪がっていたのは
ブリーのほう。トビーは意外にも寛容だった。
あんなにぶっきらぼうな態度だったトビーがふざけあって笑うほどになっていた。

しかし・・・彼は見てしまう。道端で立って用を足すブリーの姿を。

怒りと混乱から態度を豹変させるトビー。
人前でもブリーがもっとも傷つくような言葉を吐く。 「化け物!嘘つき!」
ブリーは、「クリスチャンではないけど、魂には何の曇りもないわ!」・・・というのがやっとだった。

ニューメキシコではブリーにすてきな出会いがある。
先住民の血を引くカルヴィングレアム・グリーン)だ。

トランスアメリカ 2


彼はブリーを女性として見てくれ、紳士的にふるまってくれた。
夜中に彼の弾くギターを聴きながら幸せな時間を過ごす。
親切に送ってくれた後、トビーには親友の形見だというカウボーイハットをくれる。

ブリーはついに故郷にたどりつく。家族は死んだと言っていたが健在だった。

トランス じじばば


豪邸に住んでいる成金趣味の両親と妹は、完全に女に変わろうとしているブリーを
当然温かくは迎えなかった。・・・しかしトビーに対しては別だった。
孫とわかった時の喜びよう!それは諦めていた望みの一つだったのだろう・・・。
思わぬサプライズに、トビーをまさに猫っかわいがり状態だった。

そんな母親の態度を見て、トビーはブリーがこの家でどんな風に育ったかを理解する。
そして別の感情も・・・。トビーは気持ちを告白する。「オレには本当のアンタが見えるよ・・・。」
さすがにここで、ブリーは本当のことを言う決心をする。
トビーが持っていた写真と同じ物をアルバムから見つけて見せる。
「このパパは・・・私よ・・・。」

また嘘だった。憧れていたまだ見ぬ父親は、目の前にいた。男ではなかった・・・
耐え切れずトビーは本当の父親を殴って出て行った。
警察に通報するが、本人の意思がないと連れ戻すことは難しいだろうと言われる。

傷心のままブリーは予定通りサンフランシスコに向かった。
夢にまで見た性別適合手術。今まで邪魔で忌み嫌い、悩みの種だった物との決別。
それは無事成功した。
喜んでいいはずだった。しかし今ブリーの心の中に占めているものは別のことだった。
友人のマーガレットエリザベス・ペーニャ)の胸で息子を思いひたすら泣いた。

体の傷が癒えるとともに、心も少しずつ落ち着いていった。
仕事も皿洗いから接客へ、前向きな気持ちになってきていた。
10年も通って投げ出した大学も、ちゃんと卒業して学位をとるつもりだった。
「そして教師になる・・・!」

そんな時、豪邸ではなく安アパートに訪ねて来たのはトビーだった。
現在は髪を金髪に染めポルノ男優として映画にも出るという・・・。
ブリーはきれいに仕立て直したあのカウボーイハットを息子に渡した。
二人の新たな生活が始まろうとしていた・・・。


いいでしょう????!?・・・ってわからないですよね。

ボロボロ泣けました。
フェリシティ・ハフマン、最高にうまいです。
何しろ女になろうとしている男を女が演じてるんですから・・・「や・や・こしや?!!」(笑)
顔はメイクでまったく能面みたいにして、声は低くぼそぼそ・・・
だけどほら、心が乙女の方たちって、女性より女性らしいって言うじゃないですか。
本当にそうなんですね。
ブリーも朝からきちっと化粧して(しなきゃいけない理由もあるのだけど・・・)ぴしっとした
身なりをして、態度も言葉遣いも上品。節度があり、知性もあふれてる。

そういう面を逆に強調して、笑いにしているところがおもしろかったです。
脱毛師にヒゲを抜いてもらったり、少女に男だと見抜かれて友だちに弱音を吐いたり、
ヘビや虫を大げさに怖がったり、ホルモン剤にまつわるいろんな話とか・・・

重苦しい話ではあるんだけど、ところどころ気の利いたセリフやジョークがあって
楽しませてくれるんです。脚本・・・監督のセンスだと思いますね?。

しかし笑いどころだけじゃなく、泣かせどころもしっかり・・・。
帽子についてはポイントになってましたね。
ひとつはトビーがおねだりして買った先住民を意識した帽子。
それを買うついでにブリーにプレゼントした“敬虔なクリスチャンです”というロゴ入りの
帽子・・・。これを「息子が買ってくれた。」・・・と内容は別にしてブリーが喜ぶんですね。
本当に、短い間に「親」になっていったんだな?って。
もうひとつは最後に渡したカウボーイハットですね。
誇り高きチェロキー族ではなかったんだけど、誇り高く生きよ・・・という意味もあるのかな?。
(実際はユダヤとのクウォーターだったんですけどね。)

それから忘れてはならないのは「ロードムービー」ってこと!
好きなんですよね?好物です。
ロードムービーが大好きです!(笑)・・・何を強調・・・

実際にあちこち行くところもいいのですが、ゆったりした時間の流れもいいです。
途中大体安モーテルに泊まったり、地元のレストランで食事したり
一緒にずっと過ごす相手と、いろんな体験をしながら親密になっていくところがいい。
今回の映画も、二人の心の変化が見事に表されてました。

トビーがやたらと体を投げ出してしまうのは、悲しい過去もあるし、そういうことでしか
感情を表せないってことなんでしょうねぇ?。悲しいですね?。
さすがに実の父にプロポーズしちゃった時は、恥ずかしかったでしょうね・・・

この映画のもうひとつの良さは、ケヴィン・ゼガーズくんの美しさなのです!!

トランスアメリカ

惜しげもなくまっぱになってましたが、アップの顔もきれいなんですよ・・・。
オジサンがオバサンになる・・・って話だけだったらやっぱりつらかったかも。
ケヴィンの魅力、演技もいいし、彼の存在は大きいです。せつなさ倍増。
しかし彼ももう26歳?
なんと今日がバースデイ!?1984年9月19日生まれですって!偶然です。おめでと?!

懐かしいところで、「ダンス・ウィズ・ウルブス」で知ったグレアム・グリーンが出てましたね。
太ったかなぁ??
ブリーといい感じでしたから、これから会いに行ったりするんでしょうか?(続きがあれば)
彼も前科者というスネに傷があったわけだし?理解しあえるかも?

できればトビーにはポルノ俳優じゃなく動物関係の道を目指して欲しいですね。
子どもも好きだと言ってたし、幸せな家庭を持って欲しい!


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のりゴロー

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いろんな感想を書いています

興奮してネタバレしてるのでご注意ください

劇団四季は子どものころから好きです

映画も好きです

海外ドラマも好きです

どうしようもないロマンティストだと

手相を見て言われました・・・

歳をとっても変わらないみたいです(苦笑)

よろしくお願いします

※不具合が多いFC2ブログ

 過去の記事の“???”の嵐は、
“~”が文字化けしたものです。
(いろいろ壊れた・・・)
読みにくいでしょうけど放置しています。
スミマセン・・・

それから膨大な日々の日記は、
諸事情で見れなくしています
悪しからずご了承下さい




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