広告
Singin' in the Rain 「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」 (2013年・英)

「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」 (2013年・英)

「ノッティングヒルの恋人」や「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズなどで脚本を手掛け、
監督としても「ラブ・アクチュアリー」「パイレーツ・ロック」を放ったR・カーティスが
監督・脚本などを担当。

アバウトタイム

ロマコメ?

なんだかやさし~~~~い作品ですね。

レイチェル・マクアダムスが出てるから、ガツンとしたコメディかと思いきや・・・
終始フツーにキュートな女性でした。

何が印象に残ったって、ツッコミたくなるようなタイムトラベルではなく、
ラブロマンスでもなく、イギリスの独特の風景でもなく・・・
父と子の深い愛情物語のような気がしました。

父親役のビル・ナイ、ちょっと変人っぽい役が多いけど、今回のお父さんが一番好きだったな。
主役のドーナル・グリーソンにいたっては、初めて観ました。
「ハリー・ポッターと死の秘宝」のビル役で、今年公開のスター・ウォーズにも出てるそうです。
本当に、普通なんだけど、いい人オーラが出てるし、この役にはピッタリでした。

この映画でのタイムトラベルは、代々この家系の男たちが受け継がれてきた能力で
クローゼットやちっちゃい部屋に入って、こぶしを握りしめ戻りたいところをイメージすると
そこまで戻れるという・・・ で、やることやると、また元の世界に戻れるんですよね。
なんとも都合のいい設定でした。

使うところも単純というか、かわいいんですよ。
失敗したところをもう一回やり直したいっていうのが一番の理由で。
例えば、好きな子に告白する。失敗する。しかしその反応をもとに、過去に戻って違う方法で
アプローチする、なんてことも可能。
そんなことに使っちゃう。
具体的には、ティムが恋焦がれていたメアリーについにベッドに誘われた時。
経験も少なく、大興奮のティムはブラのホックもうまくはずせないし、あっとう間に終わってしまう。
そこでタイムトラベル。
ここはコメディそのものなんだけど、何度も何度も繰り返すことで、最終的には熟練して?
リング外大乱闘の盛り上がりぶりを見せるという成果が。

この二人の恋愛は本当に毒なんてものはなくて、終始お互いを思いやって愛し合ってます。
微笑ましいぐらい。
ティムが、かつてふられた初恋の相手と再会し、リベンジできる機会がくるんだけど
下品なアメリカ映画だったらさっさとその美女とやっちゃって、後悔してタイムトラベルを
都合よく使っちゃいそうですけどね~。違うんだなあ~。
据え膳蹴って、いっそいで彼女のもとに戻ってプロポーズしちゃうんだもんなあ~。
(プロポーズもやり直しあり!)

このタイムトラベルの一番の問題は、人間の出生にかかわることはタブーなこと。
生命誕生をまたぐと、戻った時に同じ子どもは生まれてこないんですよね。
最初に生まれたかわいいかわいい娘が、妹を助けるために過去に戻ったら
全然違う息子になっていたという驚き。
これは大変、と、妹には運命通り事故に遭ってもらって、最初に生まれた娘に戻してましたが
あの男の子もかわいかったんだよね(笑) この映画に毒はないのです。

だから第三子が生まれた時と、父親の死がぶつかっちゃって・・・
何度もトラベルで父親と会っていたティムは苦渋の決断をします。
ここが泣けるんだなあ~!
もう、本当に、父親とは最期の別れになっちゃう。父親もすぐに察して覚悟する。
二人が昔に戻って海岸線を散歩する姿がまた泣けました。

そもそも、そんな都合よくタイムトラベルを使っていいのか?と。
ティムは悟るんです。
父親からの助言で、同じ日を二回繰り返すという体験を通して。
そりゃあ、失敗はしなくなりますよね。そして、二回目は気づかなかったことに気づくのです。
W座ナビゲーターの小山薫堂さんが言ってましたが、レジの女性の場面は私も印象に残りました。
なんでもない買い物、お金のやりとり。レジの人の顔なんて見ちゃいない。
ところが二回目は、お金を受け取りながらしっかりとその女性の顔を見る。
女性はにこやかに笑って対応してくれていた・・・。

なんでもなくやり過ごしていた日常が、大事にしなきゃいけない一瞬に思えてくる。

ぼーっと過ごしても、ひと時をかみしめながら過ごしても、時の流れは一緒。
人生の中身が違ってくるだけ。
主人公もそれに気づき、むやみに過去に戻ることはしなくなった。
そのかわり、二度とないその時を、楽しんで、大事に生きようって想うようになったみたいです。
私もちょっと目から鱗でした。

もっともっと、関わり合う人との出会いを、大事にしたいな~って思ったのでした。
そう思わせてくれる、あたたかい映画でした。オススメです。(ってネタバレしすぎかな?)
関連記事
スポンサーサイト
     

コメント

Secre

     
しゃれとんしゃあ☆
プロフィール

のりゴロー

Author:のりゴロー
いろんな感想を書いています

興奮してネタバレしてるのでご注意ください

劇団四季は子どものころから好きです

映画も好きです

海外ドラマも好きです

どうしようもないロマンティストだと

手相を見て言われました・・・

歳をとっても変わらないみたいです(苦笑)

よろしくお願いします

※不具合が多いFC2ブログ

 過去の記事の“???”の嵐は、
“~”が文字化けしたものです。
(いろいろ壊れた・・・)
読みにくいでしょうけど放置しています。
スミマセン・・・

それから膨大な日々の日記は、
諸事情で見れなくしています
悪しからずご了承下さい




キャナルシティ劇場について

★四季観劇の記録★

br_decobanner_20111119091902.gif

カテゴリー
月別アーカイブ
07  06  05  02  01  12  08  07  06  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  02  01  12  11  10  09  08  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05 
最近のコメント
RSSフィード
ブログ内検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: