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Singin' in the Rain 博多座 ミス・サイゴン前楽

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博多座 ミス・サイゴン前楽

なんとなんと、最前列チケットが舞い込んできました。

今回はバッチリ、舞台の中に入り込めました。
・・・というか、客席で観ているというより、稽古風景を下から観てるぐらいの感覚・・・(笑)近い。

ミス・サイゴン。すてきな作品ですね。
ロングランされてきただけあって、やはりミュージカルとしての魅力が詰まってる。
歌える俳優陣、魅力ある楽曲、生演奏に、目を引く舞台演出・・・。
「レ・ミゼラブル」はある意味別格ですよね。共通点は多い気がしますが。
野卑で下品な人物&場面があり、亡霊が出てきたり、好きな人の腕の中で息を引き取ったり
サイゴンの何が不満かって、歌やセリフが聞き取りにくいな~ってこと。
一生懸命聞かないと、なんて言ってるかすんなり耳に入ってこない。
ざわざわして、混乱した場面が多いのもあるんですけど。
四季だと“一音落とすものは去れ”と言われますが・・・
まず、ちゃんと観客に言葉を伝えること・・・それは大前提で必要なことなんだな~と思います。

エンジニアの駒田さん。
すっごい良かった。
そこまでアクの強いキャラには思えなかったけど、流れがスムーズというか役を生きてた。
筧さんも前で観たかったなあ~。

キムの知念さん。
キムなのか・・・?
というと、ちょっと年齢も上で落ち着いて見えるし、初々しさも昆さんほどではないし
なんか違うのかな~・・・とも思えるんだけど、
彼女の演技は素晴らしかった。
評価されて当たり前の、気持ちの入った演技でした。
特にタムに対する愛情は痛いほど伝わってきた。それはクリスに対するものよりも強く・・・(笑)

正直知念さんだと、キムが命を落とすのがピンとこない。
子どものためとはいえ、子どもを残して死ぬはずがないと思っちゃう。
女性としての強さも感じちゃう。

やっぱりキムは若さゆえ、弱い部分があると思うんです。
最初からキムが“死”をにおわすところは多々あるんですよね。
クリスに過去を打ち明けているとき、「あんな苦しい思いを繰り返すなら死んだほうがまし!」って。
歌詞が違ってたらすみません。
でも10代の少女にとって両親の死はかなり耐え難いものだろう。
タムに対して命もあげると言ってるし・・・
トゥイという許嫁を殺してしまったことも、辛すぎる体験。
しかしクリスが迎えに来てくれさえすれば、アメリカに渡りさえすれば、幸せな未来が拓ける・・・
と、それだけを信じてなんとか生きてきた。

皮肉な話、クリスたちがバンコクに現れなかったら、キムが命を落とすこともなかったんだろうか?
タムがいる限り、キムは何とかして生きていたんじゃないだろうか・・・。
“夢”と言っていたけれど、希望があれば人間はなんとか生きていける。
逆に希望もなくて、絶望だけだったら生きていけない。

2幕の展開は正直イライラしますね。

坂道を転がり落ちるように、悲劇へ一直線なんですよね。

ジョンはキムに、クリスがすでに結婚してることを告げようとするけどタイミングを逃す。
キムもそわそわして話聞きゃ~しないし、先走っちゃうんですよね。
それでクリスとはすれ違って、エレンに先に出会ってしまう。完全なボタンの掛け違い。

その時キムは、「クリスが自分で会いに来て、(タムは連れていけない)と言うべきよ!」

と言うのですが、それも叶わない。私もそれがもっともだと思いましたよ。
クリスとキム、出会ってお互いが気持ちを確かめ合うべきだったのでは?
10年20年離れてた話じゃない。
たった3年ですよ。
なのにクリスは話し合いで納得したのか、エンジニアと妻と、のこのこ3人で行くんですよね。

そしてキムはそんなこと関係なしにすでに心を決めている。

クリスは・・・・・
キムを愛していたのは本当だと思う。自分でも言ってたけど。
ただ、1回目の従軍も含めて、ベトナムでの体験が辛すぎたんでしょうね。
できればキムをあの時連れて帰りたかった。助け出したかった。しかしそれもできなかった。
キムが自分の銃で顔面を撃たれて死ぬ夢を見る。
いい思い出だったキムとの恋も、助けられなかったことを含めて辛い思い出になってしまった。
彼にとっては“出直したかった”と言っていたけど、エレンと生きることが忘れる唯一の手立てで
(実際、妻が不審に思うほど忘れることはできなかったわけだけど、)
そういう心のよりどころがないと、彼もまた生きてはいられなかったのだろう。
落ち着いたころ再びベトナムに戻ってキムに会いに行くということは考えなかったのだろうか?
という疑問は残るけど・・・ その頃にはエレンと出会っていたのか・・・ナゾです。
ただ、キムがエレンではなく、クリスと先に出会っていたら・・・。
クリスの心が揺れて、展開が違っていたのでしょうか。
あんな簡単に、「うんうん、二人はここに残してお金だけ援助したらいいね。」って決められたかな。

ストーリーとしては、恋愛が主ではないんですね、きっと。

狂気に満ちた戦場下で、国を超えて一時的ではあるけれど真剣な恋が実って
子どもが生まれる。でもその子どもと母親は置いてきぼり。
そういう事実がたくさんある、と教えてくれる。

2回ともジョンは岡さんでした。
岡さんのブイドイ、圧倒されるほど素晴らしかった。
彼の歌は、さすがミュージカル俳優!って感じがするのです。
私の勝手な想像も含まれますが、実力があり、ある程度の地位になって人気も出てくると
自分自身を鍛えることってなかなか難しいことだと思うんです。
ボイトレしてるの?って思いたくなる人や、体型も保てない人もいる。スター俳優という人でもね。
特に四季時代と比べて、声も出なくなったり、大きく変わっちゃう人もいる。
岡さんは見事なパフォーマンスでした。精力的に活動されてるんでしょうね。

トゥイの泉見さんも初見。
お顔・・・ 目鼻立ちはっきり・・・ まさに舞台向き!
キムに対する苦悩も見て取れ、熱い演技でした。

ジジ他、池谷さん、好きだなあ~。
歌もお上手。外見もかわいい。

花ちゃんと思って見てたら・・・ん?なんかボリュームが・・・
あれっ、エレンは三森さんでした。雰囲気似てますね。
歌声綺麗ですが、花ちゃんの方が演技も含めてエモーショナルかな!?

そしてまたまた、クリスは上野さん。
小顔ですよね!!(知念さんがでっかく見えて気の毒なぐらい・・・)
髪型似合ってます。
かっこいい。
彼の演技も熱いです。
情熱伝わってきます。
クリスなのか・・・どうかは・・・別として・・・
なんでクリスとして見れないのかな~と思ったら、目・・・!目が時々泳いでませんか?
キムを見つめてる時はいいとして、歌ってる時とか、お芝居してる時、目力が弱い気がする。
これは顔立ちの問題?う~む・・・
もっと誰かさんみたいに自分に酔って、「俺はクリスだっ!」ってアピールがあってもいいと思う。
表情とか人物像が弱いかなあ~。
上野さん自身はすてきなんですよ。
歌も、もっといろいろ聴きたいと思う。
ご活躍を期待します。

印象に残った場面!

前半、クリスとキムがいっちゃいちゃチュッチュして二人で歌うシーンも好きですが・・・

やはりサイゴン陥落、ヘリコプターのシーンは圧巻です。

ヘリの音も、振動が伝わってくるようで臨場感あるし、
大使館のフェンスをうまく使って、いろんな角度からその混乱&緊迫感を見せてくれる。
最初はただの舞台なのに、ここまで現場を表現できるんだと感心する。

それから、やはりもうひとつのキモ、エンジニアの“アメリカン・ドリーム”のシーン。

クレイジーフォーユーをちょっと思い出させます。
これぞアメリカって雰囲気で。
楽曲も変わってるけど、華やかでクレイジーで、彼らが求めていた世界を表しています。
ミッキー・マウスがある意味アメリカの象徴のように見られるように・・・
自由・正義・慈愛・偽善・傲慢・冷酷・・・いろんな顔を持つ大国アメリカ。
そこに住んでいてもみんながみんなハッピーというわけではない。
しかしとりあえず、ここよりはいい、行けば幸せになれると思っている。物悲しい。

好きな歌は、「サン・アンド・ムーン」かな?



よくまあ、こんな状態で歌いきれるな、と。(笑) 昆さん、すごいわ。
ベテランの原田さんがタジタジって感じ。でも二人の歌、ばっちりです。
歌詞もすてきだし、強弱があってロマンティックなデュエットです。


ああ、もう千秋楽、終わりましたね。

熱い熱い舞台、博多座も盛り上がりました。

♪わたしも燃えた~~~!! (笑)

また、観る機会があれば是非とも観たいです。

ああっ、ハードゲイみたいな人がリズムに合わせて胸ぴくぴくさせてたの、面白かった!
後藤さんかぁ~。
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のりゴロー

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劇団四季は子どものころから好きです

映画も好きです

海外ドラマも好きです

どうしようもないロマンティストだと

手相を見て言われました・・・

歳をとっても変わらないみたいです(苦笑)

よろしくお願いします

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“~”が文字化けしたものです。
(いろいろ壊れた・・・)
読みにくいでしょうけど放置しています。
スミマセン・・・

それから膨大な日々の日記は、
諸事情で見れなくしています
悪しからずご了承下さい




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