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Singin' in the Rain 「フライト」 (2012年・米)

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「フライト」 (2012年・米)

WOWOWにて鑑賞。ネタバレです。

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(2013/11/22)
デンゼル・ワシントン、ケリー・ライリー 他

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いやあ~、久しぶりに大満足の映画でした!!

デンゼル・ワシントン大好きなんですが、彼の演じるウィトカー機長のかっこよさ・・・
冒頭の乱気流を抜け出すシーンから、自動操縦を使わず、技術がないとクリアできないことを
悠々と冷静にやってのけます。
墜落シーンも然り。パニくる新人副操縦士と旧知のマーガレット乗務員に的確に指示を与え、
結果的に絶体絶命だった多くの搭乗者の命を救うのです。
彼のやったことは・・・他のパイロット10人がシミュレーションをやっても誰もできなかった、
まさに全員死亡を避けられないようなエマージェンシーからの救出だったのです。

やっぱり持ってる男、デンゼルは頼りになってかっこいいわぁ~・・・


と思ったのも束の間?ウィトカー機長・・・ウィップは大問題を抱えた男だった!

と言うのもこの映画、最初の飛行機事故以外は、『アルコール依存症』に翻弄され、
周りを不幸にする、最悪の男の人生を赤裸々に写している内容なのです。

予告で観た感じでは、多少アルコールが残っていたために、偉業にケチをつけるような
調査委員会が微妙なところをつく戦いかと思ったんですよね。
ところが昨晩うっかり1杯どころではない・・・彼は機内のギャレーでウォッカを2本あけ、
オレンジジュースに混ぜてグビグビ飲んでは後は副操縦士に任せて泥酔・・・
異常事態にはっと気付き、無事不時着させたことはまさに奇跡ですよね。

flight plane逆さ 
この飛行機が酔っ払ってるのではありません(笑)


とにかく、アル中患者がウソをつきまくり、家中の酒を流しに捨ててはまた大量購入し
酔っては暴言を吐き、乱暴になり、周りを失望させ悲しませる・・・
そんなむなしくなる姿を延々と見せられます。本当に最後の最後まで。
でもね、彼にはまだ良心があった。
そこはウソはウソでも、人間として超えてはならない大きなカベだった。
心底、ほっとしました。彼は超えなかった。越えると言うより、地の底に落ちなかった。
彼が言うには、「今まで嘘をつききって、もうつけなくなった。」って。

シリアスな映画なんだけど、ロバート・ゼメキス監督のセンスもあるんでしょうか。

ところどころクスってなるような遊びがある気がしました。
オープニングなんてきれいなカタチの女のバストのアップですよ!!
ウィップのお楽しみ相手のようなんだけど、裸で部屋をうろうろしてるだけではっきり映らない。
で、彼女とウィップが再び顔を合わせるのが、数時間後の飛行機の中で・・・
そこで恋人の同僚“トリーナ”の顔が初めてはっきり映し出されるわけです。
彼女は同僚を気遣い、シートベルトがはずれた子どもを助け・・・勇敢でした。

flight-25 トリーナ


事故後の恋人・・・運命の相手?となるのが、ニコール(ケリー・ライリー)です。

フライト ニコールと

ある意味似たもの同士だったんですね。
ニコールはヘロイン中毒。薬物依存を抜け切れないでもがいている。
原因は・・・最愛の母の死だった。
ウィップは彼女を生活的に助けながらも、「依存する理由が自分とは違う。」と言い放つ。
「自分は好きで酒を飲んでいる。何かから逃げるために利用してるんじゃない。」
そう、自分が弱い人間ではないことを頑なに信じている。
ニコールが依存症の会などに出て、少しずつ更正しているのに対してウィップは相変わらず。
そんな彼にニコールは去っていく・・・。

不幸な事故なんだけどちょっとコミカルなのは、やはり背面飛行の映像。
地上150メートルだっけ?
それを見上げて「スゲーッ!!」なんて言ってるのがニコールの住むアパートのゲスな管理人。
着地する地点でも何かの信者みたいな集団がいてびっくり!みたいな。

あと、ウィップの悪友、ハーリン(ジョン・グッドマン)の存在は圧巻です。
彼が親友というんだから、ただのエリートパイロットではないな、という気がします(笑)
“子牛肉”と書いた札束も冷蔵庫に入ってるしね。
ハーリンが見舞いに来た時や、二日酔いをしゃきっとさせに来た時、
「名簿に名前があるハーリンだ♪」なんて言いながら傍若無人に振舞う。
彼の前では誰も圧倒されてぐうの音も出ない。

酔いをコカインで醒ますなんて、本当にクレイジー。(笑)
そんなところもこの映画がただのパニック映画でなく、オカタイ社会派映画でもないところ。
表面は平静を装っても、禁断症状が出ているアル中男が冷蔵庫を開けるシーンも
かなりこだわっておもしろく撮っているように思いました。
あそこは裏切られましたね(苦笑) しかし奇しくも誘うように窓が開いてるなんてね。


彼が結果的に4~5年は刑務所で過ごすことになったことについては
仕方ないことだと思う。
いや、むしろ、当たり前でしょう!?
この映画でうたってる、英雄か犯罪者か?なんて2択はあり得ない。
偉業はまぎれもなく偉業。これは消えない。多くの人の命を救ったヒーローには違いない。
しかし酒浸りでパイロットとして何年も仕事していたことに対しては?
これは事故を起こす起こさないに関係なく、乗客を危険にさらしているに等しいから
裁かれて当然だと思います。
そこをごっちゃにしてはいけねえ!!

現に危惧された終身刑ではないですからね。
更正さえすれば、彼の罪は4~5年で償うのは妥当だと思われます。

最後のシーンはほっこりしました。

「パパは何者なの?」 

「いい質問だ。」

って、ここはかっこいいデンゼルに戻っているぅ~!
ダメダメな父親でしたからね。最愛の息子に嫌われるほど悲しいことはないでしょうから
本来尊敬すべき父親を、ちゃんと誇れるのは“ナックルズ”にとっても大きな喜びですね。
二度と、酒に戻って欲しくないですね。

最後に、弁護士のドン・チードルも控え目でしたが相変わらずいい感じでした(笑)

ドン・チードル


敬虔なクリスチャン?の副操縦士エヴァンス夫婦もヘンでよかったです。


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