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Singin' in the Rain 「クレイジー・ハート」 (2009・米)

「クレイジー・ハート」 (2009・米)

クレイジー・ハート [Blu-ray]クレイジー・ハート [Blu-ray]
(2011/06/03)
ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール 他

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う~ん・・・なんというか、心に染み入る作品でした。

この作品で、ジェフ・ブリッジスはアカデミー賞主演男優賞を受賞。

危なっかしくハラハラさせる人物像はいつも通りだが、まさにいぶし銀の演技が光る・・・。

映画が終わって、いろんな意味のタメイキが漏れる・・・そんな作品。

ネタバレです。


通称バッド・ブレイク(ジェフ・ブリッジス)はポンコツの愛車ベスで場末のバーをドサ回りの日々。
酒を買う金もなく、大事にしているのは商売道具の『ギター』だけ。
自らの運転で砂漠を走らせ数日間で6州を訪れる。
かつては一世を風靡したバッド、行く先々でファンもいれば、寄って来る女たちもいる。
しかし「ファンのためにこの曲を歌う」と言いながらも、酒が手放せず満足に歌えもしない。

そんな荒んだ生活の中、サンタフェで地元紙の記者をしているジーン(マギー・ギレンホール)と出会う。
久しぶりの取材だと、ジーンの質問にひとつひとつ答えながら、不思議と心を開いていくバッド。
ジーンもまた、荒んでどうしようもないが、才能に溢れ、悲哀に満ちた疲れた男に惹かれていく。
滞在を一日延ばし、バッドは縁がなかった幸せな家庭生活に触れることになる。

シングルマザーであるジーンには4歳になるバディ(ジャック・ネイション)という息子がいた。
バッドは二人を愛おしいと想い、彼の中で大切な存在となっていく。

代理人のジャックから、金のないバッドにフェニックスでのやや大きな仕事が舞い込んだ。
それは、かつての同僚であり弟子であるトミー・スウィート(コリン・ファレル)の前座の仕事だった。
カントリーのことは自分が何もかも教えてやったのに、今では立場が逆転。
バッドとしてはおもしろくないし、プライドもあった。リハーサルでは自分の信念を貫くこだわりを見せる。

しかしトミーのほうに変なわだかまりはなかった。恩人であるという感謝の気持ちさえあったのだ。
ふたりは顔を合わせ、かつての苦労話などをして昔を懐かしんだ。
トミーにはバッドへある頼みがあった。
「新曲を書いて欲しい。」
それはバッドにとっても儲けのある話だった。しかしバッドは「もう3年も書いてない・・・」と断る。

仕事を無事終え、バッドはジーンに連絡をとる。
「君を想っている。ヒューストンに戻る前にもう一度会いたい。」
ジーンは承諾するが、サンタフェに戻る途中バッドはうとうとして事故ってしまう。
運ばれた病院では、医師から足首の骨折よりもアルコール依存症の重症さを指摘される。
「このままでは体が大病にやられるのは時間の問題だ。」

バッドはジーンの元で束の間の幸せな家庭生活を味わう。
彼の中で少しずつ何かが変わっていった。
ジーンのベッドでギターをつまびき、曲を作り始める。
詞は彼自身の人生だ。
ジーンは彼がよその土地へ行ってしまい、ここでのこともすっかり忘れてしまうのだ
と嘆き泣く・・・。彼女もまた、バッドを愛してしまっていた。

バッドは誰にも口に出さなかった、息子のことも考え始めた。
4歳で別れた息子。何もしてあげられなかった。別れた後の24年間も、探そうともしなかった。
意を決して息子のスティーブンに電話する。母親は2年前に亡くなっていた。
息子は「身勝手すぎる。」と会うことを拒否した。
しかしバッドは「会いたい」という気持ちだけを伝えた。最初の一歩だった。

ジーンから連絡があり、休みを利用してバッドを訪ねてくることになった。
二人をヒューストン見物に連れ出し、疲れているジーンの代わりにバディの子守を買って出た。
そこで事件は起こった。
バーで1杯だけ、マクルーアを飲んでいた際に、バディがいなくなったのだ。
これは大変なことになったと必死で探すバッド。
ジーンも事態に血相を変えた。 
・・・しばらくしてバディは無事に見つかったが、ジーンの怒りは収まらなかった。
バッドが酒に溺れていることは前々から注意していた。バディの前では飲まないで、と。
ジーンはこうなることがわかっていたのに、バッドを愛していたため息子を預けてしまった。
これは一生後悔するに違いない。

バッドは心から謝り、ジーンにすがったが彼女の心は元には戻らなかった。

バッドはさすがに今回のことで今の自分が嫌になった。
「アルコール依存症を治したい。」
断酒会に参加し、とりあえず酒を断つことに成功する。
家の掃除をし、だらしない生活に見切りをつけようと努力する。すべてはジーンを取り戻すため・・・

再びジーンを訪れたバッドは、「本名のオーティスに戻った。」と許しを請うた。
しかしジーンは、「愛してるなら別れて・・・」と拒絶するのだった。






話はここで終わりません。

1年4ヵ月後、トミーはバッドの作った曲を歌い、バッドには大金が舞い込んでいた。

そう、仕事は順調、彼は見事復活したのでした。

そこへ記者としてステップアップしたジーンが現れる。 嬉しそうなバッド。

再びロマンスが?・・・と期待もしたが、彼女にはすでに別のパートナーができていた。

二人は笑顔で取材を受け合う・・・というラスト。


マギー・ギレンホールは不思議な女優さんです。

大好きな、ジェイクのお姉さんですが・・・

美人・・・ではないんだけど、「いいオンナだろう!」という説得力があります!

バッドは57歳。親子ほどの年の差。ちょっとこっちがたじろんでしまう・・・。(苦笑)

だけど荒んでいたバッドの、人生のターニングポイントのきっかけとなった魅力的な女性を

見事に演じています。

息子のバディがまたかわいい~。 お人形さんみたいです~。

迷子となったけど・・・見つかって本当に良かったです。ヒヤヒヤしました。

ジーンは、「彼のいない人生は考えられない」と言っていたんだから、何かあったら大変なこと!

ゆえに、バッドを許せなかったのも、納得です。

しかし彼を許せなかったというより、『女の感情』を優先してしまった自分が許せなかったんでしょうね。


ジェフが本当に歌っていたんですね。

めちゃくちゃはまってるし、かなり上手いです。

・・・に比べて、コリン・ファレルは・・・カントリー歌手って感じはしないんだけど・・・(苦笑)


親友のロバート・デュバル、しわしわ&ツルツルになって悲しい面もあるんだけど・・・

今回もいい味出してます。 ちょっとなのに、抜群の存在感。


アメリカの砂漠地帯の風景も美しいです。

ずるいなあ~、アメリカの映画は、あの広大&壮大な土地をスクリーンに収めるだけで

なんだか絵になるし、感動してしまうし、島国ニッポンジンとしてはうらやましい限りです。

カントリーミュージックも日本の演歌みたいに、“歌詞が勝負”なのかなあ?

すごく共感して、心に染み入るものがあるんでしょうね!




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