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Singin' in the Rain 「ソーシャル・ネットワーク」(2010・米)

「ソーシャル・ネットワーク」(2010・米)

ソーシャル

ゴールデン・グローブ賞も4部門とったし、アカデミー賞も本命みたいだし
楽しみにしていました!

それが近所の映画館はまさかの吹替えのみ!!

私の後ろの人は、始まる直前に、「うわ、吹替えやん・・・」とつぶやいてました。
私も字幕派だけど、この作品は吹替えでもよかったな、と思いました。
だってマシンガントーク・・・すごいんですもの。最初から。
専門用語なんかもさらりと聞き流せたから楽だった。
WOWOWで放送があった時に、字幕を観ようと思います。

吹替も、別にいいんですよ・・。情報量は圧倒的に多いし、声優さんは大好きだし。
だけど意味がわかる、わからないじゃなく、字幕にこだわるのはオリジナルを観たいということ。
単純にそれのみです。
どんなにホンモノの方が演技が下手かろうと、日本語の方がわかりやすかろうと、
映画を作った人たちのそのまんまを知りたい・・・ってことです。
俳優さんの生声を聞きたいっていうのもありますね。
どちらにしても、両方、聞けばベストかな?


それで・・・観たんです・・・吹替版を。(ネタバレ含む)


まず思ったのが、あっという間!!・・・でした。
スピーディーな流れなんですけど、どうなるんだろう、何があったんだろう?
と引き込まれていると、「まさかの・・・終わり!?」という状況になります。
2時間あるからそんなに短くもないんですけどね。
それにほとんどの映画は、「ああ、こうなってエンディングだな・・・」って
読めるじゃないですか。それが・・・これはちょっと意表をつかれましたね。
だけど個人的にはあの主人公の行動・・・終わり方・・・

すごく好きでした。

いい裏切りでした。

あのおかげで、なんというか殺伐とした内容がほんわかするというか・・・?


それと次に感じたのが、主役、存在感希薄じゃない!?ってこと。


マーク・ザッカーバーグ役のジェシー・アイゼンバーグはよくやってたと思います。
リアルでした・・・本物知らないけど・・・(苦笑)
ただ、彼という人物が、天才だけど、変人、変わり者なわけですよ。
人とのコミュニケーションも苦手なわけですよ。
会話も、オブラートに包んだ言い方なんてできなくて、人の揚げ足とったり
カチンときたことを押さえられなくてすぐに攻撃に転じたり・・・
そんな人物だから深い人間関係も表現できないんですね・・・

一緒に『Facebook』をたちあげた唯一の親友のエデュアルド。(アンドリュー・ガーフィールド
彼はイイヤツなんですよ・・(とりあえず映画の上では)
マークがパーカー着て子どもじみた行動をしているのに反して、寛容でオトナです。
マークが嫌味を言っても受け流す度量の広さがある。
彼が一番の理解者であるはずなのに、関係がギクシャクして終いには訴えられる・・・。

一番の原因は、ショーン(ジャスティン・ティンバーレイク)の存在でしょうね。
最初からお互いにソリが合わないんです。
だってショーンは明らかに破天荒で、怪しげで、信頼ならない感じなんです。
エデュアルドはそれを見抜くんだけど、マークは彼のカリスマ性の虜になり、
同じ天才ゆえにすごく共感を得るところもあって言いなりになってしまう。
最後はやっぱりやらかしてマークにも見放されちゃうんですけどね・・・

しかしジャスティンの存在感は抜群です。

役柄にぴったりでしたね。うざったいし、憎憎しいし・・・イヤなヤツ。
エデュアルドが白ならショーンは黒。
ふたりのやり取りも緊迫感がありました。

で、なぜ、主役の存在感が希薄と思ったかと言うと、ここなんです。
会社を大きくしていく上で二人はぶつかって行くのですが、ショーンの入れ知恵
はわかるけど、マーク自体はあんまり関わってない感じなんです・・・。
運営やプログラムには夢中だけど、人間とのやりとりが少ない。
そういう人物なんで、ぽけ?・・・としてる顔が多くて他人事みたいなんです。
大体が人をくったような態度が多いんですけどね。


マークはすごいことをやってのけたけど、実は周りに振り回されていたし、
“悪人”呼ばわりされていたのも、人間的に未熟で、感情面に流されやすいから・・・
その行動のせいで結果的にそうとらえられてきた・・・って感じでしょうか?
あの弁護士さんもそのようなこと言ってましたけどね。


だって彼は、富を手に入れたけど、本当に欲しい物を手に入れてないんですから。


誰か言ってました。お金はあれば満足感はあるけれど、幸せというわけではない、と。


ストーリー的にはまとめると驚くほど単純です。
「Facebook」を思いついて世界に広げるまでの過程と、人間関係のゴタゴタ。
・・・しかし結果的には二つの訴訟は示談で終わり、マークにとってはわずかばかりのお金を払って解決。
その訴訟もね?。
双子のイケメン兄弟の訴えはどうかと思いました。(映画で見る限り)
よくアイデアを盗んだ・・・ってだけであそこまで言えるな、と。
マークはわざと怒らせるようなやり方をやったから事が大きくなったんだな。
彼らのプライドを傷つけないような接触をしていたら訴えられることもなかった。(と思う)

マークのそこかしこで見られる問題行動は、幼稚さもあるけど、彼の中にある
劣等感が原因ですね。
金持ちに対するそれ、容姿に対するそれ・・・
ショーンのアドバイス通りに名刺を作るんですけど、
「・・・なめんなよ!!」っていう言葉を入れたようにバカにされるのが大嫌い。
冒頭の彼女との会話も、それが大きく邪魔をしてました。


音楽も良くて、映画としては作りがとても良かったと思うのですが、
主役をはじめ、人間の掘り下げが少なくて物足りない感じがしたのは
この前の「アンストッパブル」と同じ感想。
これはひとつに、“実際の出来事”ということが邪魔してるんじゃないかと。

実際に生存している人だから、多少のフィクションはあるにしても
あんまりいい加減な表現はできないじゃないですか・・・
逆にね!好きにできない、足かせがあるというか。
そう、それで、主役目線の表現が少ないんです。
普通の映画なら主役をクローズアップさせて考えてることとか想像させるでしょ・・・
ほとんどない気がします。すべてを客観的に見ている感じです。
まあ私個人の考えです。


エリカ役のルーニー・マーラがすてきで、マークが忘れられないのもわかります。


とにかく、おもしろく観ました。


予告で恋愛がどうの・・・って言ってたけどそれはほとんどないし、
億万長者の暮らしっぷりなんてのもまるでないです。
そういう期待はずれはあったけど、淡々と・・・真実を知ることができました。
なんでも最初に思いついた人はスゴイですね!!



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ジャンル : 映画

     

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劇団四季は子どものころから好きです

映画も好きです

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どうしようもないロマンティストだと

手相を見て言われました・・・

歳をとっても変わらないみたいです(苦笑)

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