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Singin' in the Rain 「真珠の耳飾りの少女」 (2003・英)

「真珠の耳飾りの少女」 (2003・英)

真珠の耳飾りの少女 通常版 [DVD]真珠の耳飾りの少女 通常版 [DVD]
(2005/01/25)
スカーレット・ヨハンソン
コリン・ファース

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もうっ、好きですね?!こういう映画、大好きです。
ずっと前に録画していていたやつをやっと観ました。
映像、衣装、音楽、ストーリー、俳優・・・すべてに魅了されました。

(ネタバレ)

1665年、オランダ、デルフト。
まだ年若いグリート(スカーレット・ヨハンソン)は視力を失った父の代わりに働きに出る。
そこはある画家の家でグリートは使用人(見習い)として雇われたのだった。
おせっかいな先輩のタンネケに仕事の内容を教わる。
グリートの部屋は倉庫のような暗い地下で、父がタイルに描いた絵を飾り、恐々眠った。

フェルメール夫人のカタリーナ(エシー・デイヴィス)は実質家を切り盛りしている義母と同居しており、
7人目の子どもを妊娠中。いつも気だるそうだ。

グリートは仕事のひとつ、市場での買い物で意外にもしっかり者ぶりを発揮する。
肉屋で渡された肉を、「新鮮じゃない。」と交換させたのだ。
ここで働くピーター(キリアン・マーフィ)も彼女に興味を持つことになる。

フェルメール家の生計はヨハネス(ヤン)の絵画にかかっていた。
彼はいい画家だったがこだわりゆえか完成が遅い。
なんとか作品が完成するまでは1年でも宝石を売って生活している。
隣の家が破産している姿を見て、金銭トラブルを嫌う妻はイライラするばかり。
一度怒ったカタリーナが絵に物を投げつけて破ったことがあり、それから彼女がアトリエに入ることはなかった。

そんなフェルメール家にとって、お得意様はファン・ライフェン(トム・ウィルキンソン)だった。
彼はモデルの女性に手を出す性質の悪さを持っていたが、一番のパトロンでもあった。
彼の妻を描いたイエロー基調の素晴らしい絵がついに完成し、絵の完成披露と出産祝いの席に招く。
次の注文をとりたいばかりに、義母のマリアは精一杯の豪勢な宴を準備した。

グリートはヤンがいない間にアトリエの掃除をすることも命令されていた。
ただし、何も動かしてはいけない。
注意深く掃除をしながら、モチーフや画材に興味津々のグリート。
窓を拭く時も、光の加減が変わらないかと気にする賢明さもあった。

ある日窓を拭いていると、ヤンがじっと見つめている。
戸惑うグリートを窓の側に立たせて何かインスピレーションを感じているようだった・・・。

やがてヤンは熱心に絵を描き始める。
注文がいつ入ったかはわからなかったが、マリアはそのことを喜んだ。
グリートはアトリエに運ばれた箱をいぶかしげに見る。
ヤンがやってきて、それはカメラだという。
言われるままに覗くと、そこには窓に立つ女性の姿が映っていた。
驚いたグリートはヤンとあまりにも至近距離にいることにも気付き、慌てて離れる。

この頃からグリートに向けてヤンの娘コルネーリアの嫌がらせが始まった。
洗濯物をわざと汚すいたずらに、グリートは頬をはたいて怒った。
腹いせなのか、大事にしていた父のタイルは割られ、部屋は荒らされていた。

ヤンはグリートが絵に興味を持っており、才能があることも感じ取り、
絵の具の調合など助手のようなことをさせるようになった。
それはもちろん公にはできない、二人だけの秘密だった。

またグリートは肉屋のピーターとも徐々に親しさを増していった。
彼は誠実で情熱的で何よりも一緒にいると楽で落ち着く。

夜中にこっそりとやっていた顔料の調合だったが、夜中に起きる乳母のせいで
よく眠れないというタンネケの不満を聞き、ヤンがグリートを屋根裏部屋に移す。
これで明るい光が入る中で寝起きし、気兼ねなく作業もできるようになった。

そんな時、カタリーナが8人目の子を身ごもったことがわかる。
仲睦まじく寄り添う二人を、グリートは信じられないといった目で眺める。
そしてその後ピーターと、草むらの中でふざけあいキスをする・・・。

グリートが屋根裏に移ったことで、宝石などが盗まれることを懸念していたカタリーナだったが、ある日、べっ甲の櫛がなくなったと大騒ぎする。
疑いを向けられたグリートはヤンに助けを求める。
するとヤンは家中を引っかきまわして櫛を探し始めた。
そしてコルネーリアのベッドからそれを見つける。
カタリーナは犯人が自分の娘だったことと、グリートのために必死になる夫を見てかなりショックを受ける。

ライフェンが家を訪れ、次の絵の話をする。彼の狙いはグリートだった。
ヤンはライフェンと一緒に描くことは避け、群像画とは別にグリートの絵を描くことを決める。
翌朝からヤンはグリートを描き始めた。
しっくりこない彼は、グリートに頭巾をとらせ青い布を頭に巻きつけた。
細かく表情を指示し、見つめ合う二人。
グリートは描かれた絵を見てびっくりする。 「心まで描くの?」

獲物を狙うライフェンは痺れを切らしていた。
洗濯中のグリートを捕まえ、画家とモデルとの関係を勘ぐり、卑猥な言葉を浴びせる。
今にでも自分のものにせん・・・と言うところでカタリーナの声に彼は動きを止める。
首に痣がのこったが、グリートはなんとか難を逃れた。

娘の気持ちより何より絵の完成が一番重要なマリアは、カタリーナの留守に真珠の耳飾りを渡し絵を仕上げるように勧める。
ヤンが彼女の耳にピアスホールをあける。
グリートの目から一筋の涙がつたう。 そっと拭ってやるヤン。
愛しい人を振り返ってじっと目を見つめる。 ・・・そして絵は完成した。

グリートは夜の盛り場にピーターを探し納屋に連れ込む。
抑えきれない気持ちをピーターにぶつけ、二人は愛し合った。
ピーターは言いなりになるのはやめて二人で家を出ようと誘う。プロポーズだった。
グリートはふっと微笑んで彼にキスをした。

グリートがマリアにイヤリングを返すところをまたコルネーリアが見ていた。
カタリーナはついに爆発してアトリエに乗り込んでくる。
妻としての屈辱を嫌と言うほど味わっていた。あの耳飾りを他人につけさせるなんて・・・。
怒鳴りつけながら絵を見せろと言う。
「お金のために描いただけ。ただの絵よ。」と必死でとりなす義母。
観念したようにヤンは絵にかけてあった布をめくった。
「汚らわしい・・・。」
「君にはわからない・・・。」
その絵はすべてを物語っていた。切り裂こうとする妻を咄嗟に止める。
カタリーナは「その女を追い出して!」と泣き叫んでいた。
グリートは今度も助けてくれるかとヤンを見たが、彼は何も言わなかった。

グリートは悔しさをにじませて立ち去る準備をした。
最後にもう一度・・・ヤンの姿をドア越しに覗く。
ヤンも気配は感じているはずだった。しかし・・・何も変わらない・・・。

実家へ帰ったグリートの元へ、タンネケが訪ねてくる。
預かった包みを開けると中にはあの真珠の耳飾りが入っていた。
グリートはそれをぎゅっと握りしめた。





プラトニックなんですけどね、エロいんです。(笑)
画家とモデルがアトリエに二人っきり。
誰もが怪しむはずです。実際そういう関係になったと言う話も聞きました。
妻も、スケべなパトロンも怪しみます。
でもね、本当にプラトニックなんですよ!

すり鉢でゴリゴリする時に手が重なってドキッ。
一緒に布をかぶって入り近さにドキッ。
「唇をなめて・・・開く・・・。もう一回・・・。」にドキドキ。

グリートの目から物語が語られているので、ほんの小さなこともドキドキなのです。

だけどフェルメールがグリートを見つめる目・・・。
あれは視姦というのではないですか?(あれ?私の思い違い?)
目で犯されている・・・そんな感じさえします。
コリン・ファースは、またしても多くを語らない役です。
メイクのせいかなぁ?目がぎょろっとしてパッチリしていて長髪で・・・
セクシーなんだけど、私はこの役はあまり好きじゃないかも。
フェルメールは実際に子沢山でよき父でもあったみたいだけど、
あんなにボロボロ産ませてたら、グリートでなくてもがっかりしますわ・・・。(苦笑)

だけど奥さんと義母の人、うまかったですねぇ?。
完全に、“ワル側”の顔してますもん。スカーレットと対照的な容姿でよかったですね。
金がまず第一の義母、子育ては乳母任せで、ただ産むだけの妻。
だからあんなひん曲がった子どもになっちゃうんだよ?。

スカーレット・ヨハンソンは相変わらず美しいです。
真っ白な陶器のような肌。 ぽてっとして常にちょっと開いたクチビル。

グリートは本当にまだウブで純粋な少女なのだけど、フェルメールへの想いが強まるにつれ、その気持ちを持て余していきます。
想いを彼にぶつけられないため、その都度ピーターで発散させるんですね。
まあ都合がいい相手とも言えますが・・・
彼のこともキライではないようで・・・。

だってキリアン・マーフィーですよ!!
彼が登場した途端、ぱっと目を引きました。
たいした役じゃないんだけど、ものすごい存在感。 「もうそっちにしちゃえば?」
なんて思ってしまいます。魅力的ですね?。かなりお似合いな感じです。
しっかしラブシーンも外が寒いのもあるけど、ごわごわした服をいっぱい着ていて邪魔って感じ。

トム・ウィルキンソン、また出てました。
この人目当てとかじゃないのに、不思議と同じキャストが続く時があります。
やっぱりこの人、ウマイなぁ?。
今回はスケベジジイですよ。や?らしかった。
今後もどんどん活躍しそうですね。

ストーリーとしては、結局グリートの身分違いの恋は成就しなくてホロ苦い感じで終わります。
しっかりして気が強い女のグリートだから、自分を選んでくれなかったことに
かなり怒ってた感じですね。
手を出さなかったフェルメールを誉めるべきか・・・。露骨に気になってる様子を見せていましたが。
彼は彼女の絵の才能に惚れてたというのもあるんでしょうね。
イスが余計だとグリートが勝手にどかすんだけど、彼は素直に絵からイスを消すのです。
なるほどこっちのほうがいい、と思ったのか。ものすごい信頼感。

題名になっているあの絵。お互いの気持ちが描く側にも描かれる側にも表れてました。
う?ん、二人の気持ちを思うと、せつないですね・・・。
青いターバンも映えているけど、しずく型の耳飾りもすごく効いてます。
まさにこんな小説が作られるような、想像をかき立てられる絵ですね。

絵画







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劇団四季は子どものころから好きです

映画も好きです

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どうしようもないロマンティストだと

手相を見て言われました・・・

歳をとっても変わらないみたいです(苦笑)

よろしくお願いします

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(いろいろ壊れた・・・)
読みにくいでしょうけど放置しています。
スミマセン・・・

それから膨大な日々の日記は、
諸事情で見れなくしています
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